12月, 2016年
セルフ・キャリアドック
セルフ・キャリアドックとは、
企業の人材育成ビジョンに基づき、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援することを目的とした、体系的・定期的なキャリアコンサルティングの実施等からなる統合的な取組のことです。
従業員の仕事に対するモチベーションアップや定着率の向上などにより、企業の生産性向上の寄与することが期待されます。
「キャリアコンサルティングを受けたことにより社員が転職してしまうのでは?」
といった不安や誤解を抱かれることがありますが、定期的なキャリアコンサルティングを行うことにより、従業員と経営者間の風通しを良くし、「組織目標」と「個人目標」の統合が期待できます。また、効果的なタイミングでキャリアコンサルティングを行うことで従業員満足が高まり、生産性や定着率の向上といった効果が見込めます。
セルフ・キャリアドック導入の流れ(例)
①セルフ・キャリアドック制度の作成
・セルフ・キャリアドック制度を規定した就業規則または労働協約の作成
・セルフ・キャリアドック実施計画書の作成
②制度導入・適用計画届の提出
・セルフ・キャリアドック制度を盛り込んだ制度導入
・適用計画届の労働局(またはハローワーク)への提出
③制度の導入
・セルフ・キャリアドック制度を規定した就業規則または労働協約の届出・締結
・就業規則または労働協約、セルフ・キャリアドック実施計画書の労働者への周知
④制度の適用
・CCL登録のキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングを実施。
・キャリアコンサルティングに基づきジョブ・カードを作成
⑤担当者様への全体的なフィードバック
・個人が特定されないよう、客観的な視点に立ち人材育成のための全体的なフィードバックを行います。
⑥支給申請書の提出
・支給申請期間は、最低適用人数を満たす者の制度の適用日の翌日から起算して6か月間経過した日から2か月以内
インフォメーション
・場所:貴社会議室等ご指定場所 またはCCL指定のカウンセリング場所
・日時:ご指定いただいた日時
・料金: 1名 2万円/1時間(対象人数により応相談)
キャリアコンサルティング
・仕事にやりがいを感じない。
・意欲的に働けない・・・。
・コミュニケーションで悩む。
・モチベーションが維持できない。
・具体的なビジョンが描けない・・・。
・今後に漠然とした不安を感じる・・・。
そのようなお悩みを持つ働く方に、キャリアコンサルティングという選択肢があります。
キャリアコンサルティングとは1対1でじっくりお話をすることで、ご自身も気づいていなかった潜在的なニーズや価値観などを気づくことができ、それらの深い自己理解は自己信頼につながっていきます。
そして自己信頼は、今後の“働く”ことへの自然な意欲につながります。
キャリアコンサルティングでできること
経験の棚卸
これまで歩んで生きた道のりを振り返り経験の棚卸しを行うことで、自身でも気づいていなかった価値観や強みが明らかになり、深い自己理解を得られ、今後のキャリアビジョンが描きやすくなります。
課題の整理
何に課題を抱え、どう対処すればいいのか。私たちが悩むとき、その根源は「悩みの正体」が分からないことにあります。じっくりお話をすることで、課題が整理され、どう向き合っていくのか、どう対処するのか見えてきます。
今後のキャリアビジョンの明確化
スキルアップはしたいけど具体的な方向が分からず行動に移せない、という方は少なくありません。潜在的な価値観やニーズを確認しながら今後のビジョンを描き、次の一歩を目指します。
自己成長の実感
普通に働いているだけではなかなか気づけなかった自分の成長。これまでのキャリアをじっくり振り返ることで視野が広がり、自己成長したことを再認識できるようになります。そして自己成長の再確認は自己信頼へとつながり、働くことの意欲につながっていきます。
インフォメーション
・場所:貴社会議室等ご指定場所 またはCCL指定のカウンセリング場所
・日時:ご指定いただいた日時
・料金:
初回(90分) 20,000円
2回目以降(60分) 15,000円
(企業内キャリアコンサルティングの場合は顧問契約のため応相談)