セルフ・キャリアドック
セルフ・キャリアドックとは、
企業の人材育成ビジョンに基づき、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援することを目的とした、体系的・定期的なキャリアコンサルティングの実施等からなる統合的な取組のことです。
従業員の仕事に対するモチベーションアップや定着率の向上などにより、企業の生産性向上の寄与することが期待されます。
「キャリアコンサルティングを受けたことにより社員が転職してしまうのでは?」
といった不安や誤解を抱かれることがありますが、定期的なキャリアコンサルティングを行うことにより、従業員と経営者間の風通しを良くし、「組織目標」と「個人目標」の統合が期待できます。また、効果的なタイミングでキャリアコンサルティングを行うことで従業員満足が高まり、生産性や定着率の向上といった効果が見込めます。
セルフ・キャリアドック導入の流れ(例)
①セルフ・キャリアドック制度の作成
・セルフ・キャリアドック制度を規定した就業規則または労働協約の作成
・セルフ・キャリアドック実施計画書の作成
②制度導入・適用計画届の提出
・セルフ・キャリアドック制度を盛り込んだ制度導入
・適用計画届の労働局(またはハローワーク)への提出
③制度の導入
・セルフ・キャリアドック制度を規定した就業規則または労働協約の届出・締結
・就業規則または労働協約、セルフ・キャリアドック実施計画書の労働者への周知
④制度の適用
・CCL登録のキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングを実施。
・キャリアコンサルティングに基づきジョブ・カードを作成
⑤担当者様への全体的なフィードバック
・個人が特定されないよう、客観的な視点に立ち人材育成のための全体的なフィードバックを行います。
⑥支給申請書の提出
・支給申請期間は、最低適用人数を満たす者の制度の適用日の翌日から起算して6か月間経過した日から2か月以内
インフォメーション
・場所:貴社会議室等ご指定場所 またはCCL指定のカウンセリング場所
・日時:ご指定いただいた日時
・料金: 1名 2万円/1時間(対象人数により応相談)